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子供の躾(2) [人生]

 前回の私の言、少し厳しく聞こえたかもしれない。親に哲学がなければ、そして、ふだんから論理的思考をして論理的行動をしていなければ、子供を説得できないと、私は言った。確かにそうなのである。
 そんな哲学など子供に語れる親が五万といるわけないではないか、親がよほどの人でないと子供は出来損なうのか? そんな反論もでるかもしれない。 
 幼少期に躾ができていなければ、そうなるであろう。親に哲学があっても、そこからの矯正は難しいであろう、私はそう思う。だが、幼少期にきちんと躾ができていれば、そう心配する必要はない。思春期以降に、親に哲学がなくても、子供は社会でもまれ、多少傷つきはしても学習しながら自然と育っていく。つまり、最初が肝心なのである。そして、最初ほど、躾はやさしく、あとになるほど、大変なエネルギーを要するものなのである。
 子供を就学するまでの幼少期にしっかりと親の手で親の責任で躾ける、これは子供にとっても、親にとっても、そして、社会にとっても、コストパフォーマンスのよい躾のやり方、言いかえれば頭の良い躾のやり方だと、私は思うのである。三つ子の魂百まで……なんで、こんな至言があるのか? もしかしたら、昔の人の方が頭がよかったのか、そう思ってしまうほどである。で、こういうものこそ、論理的思考にも取り入れるべき、押しも押されぬ常識ではないかと思うのである。
タグ: 教育
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