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子供の躾(1) [人生]

 子供のについて考えてみた。体罰は必要か? もちろん、必要だと思う。必要ではあるが、時期がある。言葉が通用しない時期だ。3歳ころまでは愛情を伝えるにも身体の触れ合いが必要だし、躾でも身体の触れ合いがなければ親の思いは伝わらない。子供を抱きしめてやるのは親の愛情を伝える手段であり、悪いこと、してはならない(すれば子供に危害が及ぶ)ことをした時には、2度としないよう親の想い、願いを伝える、それが体罰である。体罰は抑制の効いたものであればよい。そして、泣きわめいて言葉で思いを伝えきれない幼児期にはよい伝達手段だと思う。小さい時ほど、身体を使った躾、つまり体罰は有用と思っている。
 三つ子の魂、百までという。この時期の躾が子供の将来を決める。愛情を注ぐことと、甘やかす事を混同してはいけない。子供は猛獣の子供である。ライオンの子供はかわいい。しかし、大きくなると猛獣になる。人間の子供も甘やかすと、手のつけられない猛獣となる。そうなっては、取り返しがつかない。甘やかしは、子供にとって百害あって一利なし。心して躾なくてはならない。
 子供が成長し、自分の思いをきちんと言葉で伝えられるようになるにつれ、親も体罰ではなく、今度は言葉と表情で叱る必要がでてくる。言葉が理解できるのに、言葉で思いが伝えられるのに、体罰を加える必要はないと思う。もちろん、そこまできちんと躾をしているのが、条件ではあるが……。
 中学生以降の思春期になれば、さらに、論理的に説く必要がある。そうでなければ、思春期以降の子供は理屈をこねて、納得しない。この論理的な叱り方、まずは、小さい時に子供をきちんと躾けていなければ通用しない。さらに、親に哲学がなければ、そして、ふだんから論理的思考をして論理的行動をしていなければ、子供を説得できない。なぜなら、子供は、信頼できる大人の言うことしか、聞かないからである。

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