SSブログ

頭がよくなる生き方(2) [脳]

 なぜ、実行できないか? それは常識が邪魔をするからである。
 常識? なんで常識が邪魔をするの? 常識が悪いの? そう聞きたくなるかもしれない。
 常識といっても色々あって、邪魔をするのは狭い世界の常識である。私の活動する世界では、医者の常識、社会の非常識……なんて言われる常識のことである。長い年月をかけて伝え続けられている常識というか、しきたりというか、文化と言うか、そういった社会の普遍的な常識は邪魔をしない。むしろ、論理的思考に不可欠なものである。そんな常識の中に、私の場合、世間体とか、見栄とかいうものも含めている。他人に迷惑をかけない、後ろ指をさされないことは重要であるが、世間体とか見栄とかいうものは、自分本位のもので(実は、そうならないことが多いが)あって、世間様のことを考えているのではない。
 人は、論理的に考えることはできるが、実際は、そういったさまざまな常識にしばられて行動してしまうことが多い、私はそう思っている。論理的に考えれば、こうした方がいいのだが……隣がしていないから……あの人はああしたから……とりあえず、大勢に従おう……そういうことである。だから、いつまでたってもロジカルシンキングはできても、そこで終わってしまうので、脳に回路ができない。結局は、自分では考えるだけで、行動様式は、周りに従う。そして、還暦を迎えた時は……自分の頭で考えることのできない老人となる。それでは、若い世代の役には立たない。何かものを訊かれても、世間体や見えで行動してきた老人の話では、訊いた方は、聞く耳持たぬであろう。論理性がなければ説得力を持たないからである。
 逆に、論理的にものを考え、それに従って行動してきた老人であれば、頭の中には相当のソフトウエアが出来上がっているので、訊かれたことを論理的に分析し考え、何らかの答えを出せる。決して若い世代に論破されることはない。
 さて、頭がよくなる生き方をするには、ある条件を満たす必要がある。次回はそれについて……。
nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:日記・雑感

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:[必須]
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

トラックバックの受付は締め切りました

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。