SSブログ

ゲーム脳のすすめ [脳]

 ゲーム脳という言葉が飛び交った時期があった。ゲーム脳では前頭前野の機能が低下している。考えていない……そんなことだったと思う。前頭前野は、あの理論家の棲むところ、確かに論理的に考え、判断し、新しいことに取り組むためには不可欠な部位である。
 新しいゲームをやり始める時、理論家も参加する。しかし、慣れてしまったゲームに興じている時は、前頭前野の理論家は休んでいる。……とすれば、いったい、ゲーム脳ではどこが働いているのか? 爬虫類の脳? もちろん動いている。では、野獣の脳は? それも働いている。つまり、ゲームに興じている時は、理論家には休んでもらい、爬虫類と野獣でゲームをやっているのである。
 ゲーム脳は、まずいのか? 一概にそうとは言えない。理論家を酷使したあとは、お薦めである。前頭前野に集まり過ぎた血流を他の部位に拡散させる、大事なことである。もうひとつゲーム脳、お薦めの人たちがいる。野獣や爬虫類の脳がさびつき始めた人たちだ。人間年をとると、身体の動きが鈍くなる。特に、瞬発力が落ちる。同時に、頭の方も、働きが遅くなる、切れが悪くなる。
 理論家の活動を支えているのは、爬虫類や野獣の活力である。爬虫類や野獣がしっかりしていないと、理論家までだめになるのである。だから、年をとるほど、足腰を鍛えるだけでなく、爬虫類や野獣の脳を鍛える必要がある。それには、ゲーム脳になるのも、ひとつの方法である。私は、高齢者こそゲーム愛好家になって欲しい、そう思っている。
 
nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:日記・雑感

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:[必須]
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

トラックバックの受付は締め切りました

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。